2008年11月20日木曜日

吉野杉の家、広島経済レポートで紹介

2008年11月20日号No.2654
広島経済レポート
奈良県吉野の阪ロ製材所と連携吉野杉、檜使い本格住宅を建築

広島経済レポートにて紹介されました。

 

 
 奈良県吉野の阪ロ製材所と連携
吉野杉、檜使い本格住宅を建築

建築・設計の㈱)中工務店(東広島市西条町御薗宇5110-1、中 俊治社長)は、吉野杉と同檜の有力製材業者である阪口製材所(奈良県吉野郡吉野町丹治123、阪口浩司代表)と連携し、天然乾材の杉や檜を使った公共建物と一般住宅の建築に乗り出した。高品質な自然素材と、これを生かした施工技術を強みに、2階建延132平方メートル規模の住宅を年間3~4棟程度受注していく方針だ。    
阪口製材所は、杉や檜の産地として有名な吉野町で、半径70キロ以内の山林から調達した杉や檜、高野槙、ケヤキ、ブナ、山桜などの針葉樹、広葉樹を天日干しした後、製品に加工。ストックヤードには100棟分の木材を常時抱える。中工務店は、その中でも柔らかさと暖かみ、色、つやの良さ、檜の香りがあるほか、防虫効果などに優れる無垢材の吉野杉と同檜を建築に使用。内装にはクロスを使わず、塗り壁に珪藻土を取り入れ、一棟当たり90%以上を自然素材でまかなう。金具の代わりに木の節のように見えるDボルトを使い、吸音効果が高い一などを特長とする。既に、同市河内町入野の竹林寺の公衆トイレをはじめ、住宅では、吉野杉の「寺家の家」、同「高美が丘の家」を完成し、現在、同「下見の家」(延132平方メートル)を新築中。着工前に施主が阪口製材所を訪問し、用素材を体感できる見学会も実施している。また、12月6日には、古紙を再生して作るセルロースファイバー断熱材の施工見学会などの開催も予定。同社は10月10日に「広島県の仕事と家庭の両立支援企業」に登録されている。



 

吉野杉の家柱建ての写真です。

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